脳梗塞リハビリぬまづのブログ
ご利用者様の声
2024.08.01
まずは知っていただくところから
当施設のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
さて、今年度に入り、静岡東部エリアの医療機関(回復期リハビリテーション病院)の療法士・地域医療連携室・社会福祉協議会などにご挨拶させていただいています。
関係者の皆様には、貴重なお時間を頂戴し、心より感謝申し上げます。
その甲斐あってか、最近は医療機関(リハビリテーション病院)で勤務する理学療法士の方からご連絡をいただく機会が増えました。大変有難いことです。理学療法士業界では、公的保険外サービスが身近になっているということでしょう。
一方、地域のケアマネジャー・医療機関(リハビリテーション病院)の地域医療連携室・社会福祉協議会などの皆様は、公的保険外サービスについて「はじめて聞いた」「聞いたことはある」という反応が多かったように思います。
まずは、静岡東部エリアに脳卒中に特化した自費リハビリ施設があるということだけ知っていただければ誠に幸いです。
知っているか否かは、大きな差を生みます。
当施設には、脳卒中のリハビリテーションについて、何かしらの不安や不満がある方がよりよい方法(リハビリーテーション・公的保険外サービスなど)を求めて来店されます。
当施設では、まず、「脳卒中(脳出血・脳梗塞など)」「リハビリテーション」「標準治療」「公的保険外サービス(自費リハビリ)」について、正確に知っていただくところからスタートしています。
歩行障害でお困りの方の「あまり歩いていなかった」「トレッドミルをやったことがない」というお言葉、
上肢機能障害でお困りの方の「手は動かないからアームスリングを常につけている」「電気刺激をやったことがない」というお言葉、
痙縮(けいしゅく)(手足のつっぱり)でお困りの方の「ボトックス?はじめて聞いた」 というお言葉、
この数年で幾度も聞いてきました。
当施設をご利用後、
「車椅子から卒業できた」「自信を持って歩けるようになった」
「アームスリングを外して生活できるようになった」
「(医療機関で)ボトックスを打ってから着替えの介助が楽になった」
というお言葉を頂戴しています。
脳梗塞リハビリぬまづは、これからも、民間事業者として、質の高いサービスを提供し、静岡東部エリア(沼津・三島など)の脳卒中後遺症にお悩みの方々をサポートします。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
2024.06.07
自費リハビリって何でしょう?
当施設のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
あらためて、「自費リハビリ」って何でしょう?
「自費リハビリ」は、2010年代から主要都市を中心に展開されている「リハビリテーション難民」のニーズに応えるサービスです。
「脳梗塞リハビリぬまづ」は、静岡東部エリアには珍しい脳卒中に特化した自費リハビリ施設です。
脳卒中を発症後、回復期リハビリテーション病院には発症から半年間は入院できますが、退院後はリハビリテーションの量が急激に減少します。
「動けない・動かないから動けるようにならない」、「動けない・動かないからさらに動けなくなる」という悪循環の影響は重症な方ほど深刻です。
仮に退院時には歩けた方・手が動いた方でも、「発症から数年が経ち、徐々に歩けなくなった・手が硬くなった・しびれや痛みが強くなった」という方は多くいらっしゃいます。
医療機関・かかりつけ医に相談しても、再び集中的なリハビリテーションを受けることはできず、「服薬・介護保険や外来のリハビリテーションで我慢している」「鍼灸マッサージ・整体・スポーツジムの利用を検討している」という方の声も多く聞かれます。
つまり、専門的・集中的・継続的なリハビリテーションを必要とする方々の受け皿がないのです。
そこで登場したのが民間事業者がサービスとして提供する「自費リハビリ」です。
サービス提供者の多くは、理学療法士等の免許を保有していますが、医師の指示を得ずに脳卒中患者に対して理学療法士が理学療法を提供すると違反行為になるため、理学療法士としてではなくセラピスト・トレーナー等としてサービスを提供しています。
当施設のご利用者様には、この点について、事前にご説明しますが「どこの誰であろうと関係ない、よくなればよい」というお言葉をよくいただきます。
脳梗塞リハビリぬまづは、2019年に開設し、約5年をかけて、標準的設備を整えた、脳卒中認定理学療法士が在籍する施設にまで成長しました。送迎があり、設備の整ったプライベート空間で、専門性の高いセラピストの介入を受けられる施設は、主要都市を含めても多くありません。ご利用いただいている利用者様には、「こんな施設が近くにあったなら、もっと早く来ていればよかった。」というお言葉も頂戴しています。
これからも利用者様をはじめ医療・介護関係者の方々にも当施設の事業・サービスについて、ご理解いただくと共に広く認知していただければ誠に幸いです。
今後とも脳梗塞リハビリぬまづを何卒よろしくお願い申し上げます。
2022.09.03
利用者様の紹介!!
前回お伝えした装具を作成した方です!
当施設に最初来られた時は、車椅子を押してもらい日常生活もままならなかった状態でした。
歩くリハビリは一度もしたことがなく、装具も作成していないとのこと。
現在は写真の通り、見守りは必要ですが、階段も昇り降りできるようになっています!
正直改善率で言えば、トップレベルだと思います!
あまり胡散臭いような広告はしないよう注意しているため、「うちのリハビリで利用者様が良くなったぞ!」というような言い方はしたくないのですが、それでもこの方は皆様に共有できたらと思い挙げさせてもらいました(^^♪
利用者様も僕で良ければということでしたので、後遺症でお悩みがあり、まだ頑張りたいというかたは勇気をいただけると思います!(^^)!
またいつか報告をさせていただきます!
※本人同意のもと、写真・内容の掲載をしています。
2022.08.20
利用者様の紹介!(あとちょっと小言も)
70代男性
脳梗塞 発症から10年
【職業歴】
医療従事者
【希望】
・これ以上悪くならないようにする
・どのようなリハビリをするのか知りたい
体験に来ていただいた際には、この10年間で川平法のリハビリ、鍼灸、介護サービス等、様々な施術を受けてきたとおっしゃっていました。
どれもきっと良いものなのだろうというのは感じたそうですが、ご本人様には合わなかったそうです。
結局今まで受けてきた施術の中で一番良かったのは回復期での入院中のリハビリとのことでした。
実際のところ病院入院中が一番変化が表れやすいですし、入院中では毎日、1時間以上施術できますからそれは単純に「量」の違いもございます。
しかし、ご本人様がいう本質的なところは、「医学的知識」「考察力」「改善」といったところでした。
やはり「ヒトの体」というものをよく知っている方ですので、こちらの説明に不備がある、根拠があるというのは分かっておられるのだと感じました。
そこで僕自身は体験の際に、脳梗塞という病態の再度説明や、現在のお体の良いところ悪いところ、良くなるところ、良くできないところの説明を当たり前ですがしっかりと行いました。
またその点を踏まえた今後の展開や、生活スタイルの説明も同時に行い、施術での変化とその変化の意味も実感していただきました。
施術後では毎度、しっかり考えてくれているのを感じますと言っていただけます。
また今まで受けた施術は制度の問題もあるが、改善ではなく維持しかできないというのを痛感してしまったと半分諦めもあるそうです。
しかしここでは自分では分からない、できないことをやってくれ、改善しそうに思えると言っていただくことができました。
ちなみに内反尖足は2回ほど施術した後改善が見られました(^^♪
現在、インターネットで調べれば様々な自費リハビリやリハビリの内容や技の数々が存在し、選択するのも難しい世の中です。
結局のところ体が良くなる、満足することができれば何を選択しても良いと思いますが、当店は「最も基本」を意識しています。
見栄えの良い結果や、瞬間的な劇的な変化ではなく、少しずつでも前回より、先月より確実に変わっていくことを大事にします。
この方も長年苦労されていますが、これを機に、前回よりも、先月よりも、去年よりも充実してほしいと思います(*^^*)
『全然違う話』
~ふたりごと~
昨日、当店の職員村井さんから、「《論より証拠》ってなんか前から引っかかるんだよね。」と言われました。
あんまりそこまで深く考えたことなかったので最初はただのことわざとしか思っていませんでした(;^_^A
けど、改めて考えると、大分おおざっぱですよね(;’∀’)
ちなみに
意味:「江戸いろはかるた」より由来し、物事を明らかにするには、論じるよりも証拠を示すことが重要である。
とのことです。
この言葉の意味はわかるし、重要なのもわかります!
でも、そもそも論じることができるほどの分析力や知識や頭脳がベースにはあって、その「証拠」というものが嘘いつわりなく、確実性をもってないといけないわけで…
要するに、この言葉をどんな人が、どの場面でどのようなニュアンスで使っているかで大分意味が変わるなと思いました!
「証拠」はひとりよがりの主観で決めてはいけませんよ!
自分がそうだと思うものではなくて、みんながそうだよねって言えるものですよ!
といった、少しひねくれた感想で締めさせていただきますm(__)m
2022.07.09
アイビス体験!! ~若い女性の方、足の指編~
こんにちは!
本日紹介するのは、もちろんアイビスです!!
今回アイビスを体験された方は、脳梗塞後遺症で悩む女性です。
年齢は若く、まだお仕事もされていますが、他のかたには伝わりにくい後遺症で悩んでいました。
というのも、歩けてはいますし手も上がるのですが、ふとした時にふらつく、踏ん張りが利かないという状況でした。
実際にいろいろな評価を実施し検討した結果、指の開きが悪い、特に小指が開かないという点の改善が必要だと考えました!
なかなかそこまで細かいところを意識することは少ないと思いますが、この方にはこれが最重要だと考え当店の必殺技『IVES®』を実施しました(^^♪
最初は意識的にも動かず、やはり後遺症で難しいかなとも思ったのですが、20分実施後動くようになりました!
その後の歩きではふらつきも少なく、ご本人様も『全然違う!』と実感されていました( *´艸`)
また何よりすごいのが、家に帰ってからも継続して動いていました!
その後は当店公式LINEにて報告をうけつつ、こちらも動画で確認していましたが実際に動いていました(; ・`д・´)
本来アイビスには推奨される電極の貼り方などもございますが、そこはやはり専門職である私たちが知識と経験に基づき自由に貼ることができるのもひとつ良いところではないかと思います( ̄― ̄)ニヤッ
またご興味のある方いましたらお問い合わせください♪
(※要予約)
2022.06.18
利用者様のリハビリ紹介!
みなさまご無沙汰しております!
施設をよりよくするため色々なことに取り組んでいたためブログをおろそかにしてしまいました(-_-;)
これからまたしっかりと更新していきます(-_-;)
お伝えしたい内容が山ほどありますので随時更新しますのでご確認ください!(^^)!
20代 男性 脳血管障害
以前ブログに掲載しました方の現在の進捗状況です(^^)
この3カ月間、電気治療器(アイビス)や道具による手のリハビリに加え、トレッドミルでの歩行訓練、走り訓練、ベッド上での体幹トレーニングなどを実施しました。
巧緻動作に関しましては、まだ後遺症は残存していますが、指先を器用につかえるようになってきました!
紙をめくる、字を書く、ボタンをかける、物をつまむなど難しい方にとっては難易度の高い作業なのですが、ご利用者様は改善が見られました!(^^)!
また歩行中の安定感や、体力の向上までもみられました!
パラリンピック選手を目指せるのではないかと思えるほど筋肉もつきました(笑)
『改善』という言葉は漠然としていて、何を改善とするかは人それぞれだと思います。
車椅子の方が歩けるようになるのも改善ですし、うまく字が書けない方が前より上手になることも改善です。
今自分に対して不満や不安があれば大きいことや小さいことでも構いませんのでご相談ください(^^♪
ちなみにこのご利用者様も相談できる場所があってよかったとおっしゃってくれました(#^.^#)
先週と昨日はお店に直接来店しお悩みを相談に来られた方がいます!
なかなか周囲の方に理解してもらえないことや誰に相談してよいかもわからないといった方が来られたりもしますので遠慮なくご来店ください!
利用者様のリハビリしていますので可能であれば事前に電話頂けると助かります(;^_^A
梅雨時期でスッキリしないですが頑張っていきましょう!
では!
2022.02.21
実際の利用者様の様子
利用者情報
疾患:脳血管障害
年齢:20代
悩み:仕事で苦労している。(疲労しやすい、体がおかしくなってしまう)
希望:自分の体について知りたい
単純にもっと良くなりたい
この方は若いころから様々な治療を施行されてきたようです。
今までの治療が悪いわけではなかったようですが、診療のルール上、制限が厳しくリハビリや治療はあまりできなかったそうです。
実際後遺症は軽度ではありますが、両手・両足に機能障害がありました。
まだ契約してから1度しかリハビリを施行できていませんが、これからのリハビリでしっかりと改善し、復職して頂きたいと思います!
体験の時でしたが、最後に感想をお聞きしたところ、
『ここまで丁寧に僕の話を聞いてくれて嬉しかった。』
と言ってくださいました(^^)
そこまで今まで苦労してこられたのだと思います。
新しいスタッフとともに徹底的に頑張っていきましょう!!
2021.06.03
利用者様からの教え
Let`s try!!
こんにちは!
早くも6月に入り、夏もやってきますね!
残念ながらコロナはまだ収束の兆しも見えませんが、利用者様は続々とワクチン接種の予約が完了しています。
ワクチンだけで終息することは難しいと思いますが、今できることはこれくらいしかないので皆様早急に予約して打ちましょう!
話が変わりますが、昨日利用者様にリハビリをしていた時に、またまた勉強させて頂くことができました。
『1つ良いことを教えてあげるよ!一度、指を差してごらん。これが自分に返ってくるということなんだよ。』
…正直最初どういった意味かわかりませんでした(;´・ω・)
誰かを馬鹿にしたり笑いものにしたりするときに指を差します。しかしその人に向けた指は一本ですが、中指・薬指・小指を見てみてください。
その指、自分に向いているのです。
つまり一つの悪事を働くとそれは自分のもとへ3倍になって返ってくるということです。
何か目標を見つけそこに突き進むときも指を差します。
しかし何かを成し遂げるためには3倍の逆風、苦労が待っているのです。
自分自身が何か行動するときはその反動も考えたほうが良いということだと思います。
リハビリも皆様『結果』しか見ないため、簡単に改善したように見える、あの人は後遺症が軽かったのよ、などと仰いますが違います。
『経過』をしっかりと見てください。皆様普通の努力量ではないです。
もちろんリハビリとしての知識も提供しますが、行動を起こすのはご本人です。
何かを成し遂げたいのであれば、3倍努力してください!!
と言いつつも、僕自身もハッとしました(; ・`д・´)
やはり人生の先輩は言葉の重みや深みだけでなく、表現が素敵だなと思いました。
こういった表現ができるように皆様からさらに学ばせて頂きます!
以上!
ではまた(^^)/
2021.02.03
達成!!
70代男性 脳梗塞 右片麻痺
普段はT字杖にて歩行可能
【退院してからバスや電車に一度も乗っていない】
先週一人でバスに乗車していましたが、
「今週とうとう一人で電車に乗りました!」
とのことでした!!
正直脳梗塞の麻痺で困ることは本人にしか分かりません。
「生きていてよかったね」
「その程度で済んでまだ良かった」などと言いますが、本人のショックはそれ以上です。
しかし、そこを乗り越えて努力する方は『体』よりも『心』が元気です!
この方は麻痺が完治したわけではないですが、電車に乗るという生活範囲の拡大と生活の質の向上を果たしています。
『麻痺があるからできない』ではなく
『麻痺があるからどのようにしてやろうか』に発想を変えてみてください!
「困っている人がいたらいつでも話すよ」と言ってくださる方が男性も女性も、40代~90代までいらっしゃいます。
まずはチャレンジ!!
2020.12.14
実際のリハビリのご紹介(12/7)~2クール目に向けて~
山頂からの展望
利用者様の登山仲間の方々
70代 男性
脳梗塞 右片麻痺
歩行杖レベル
≪目標≫
仲間と一緒に登山に行きたい!!
≪契約開始当初≫
転ばないようにするために生活をしなさいと言われていて登山ができない。
誰のせいにもしないから、もう一度登山に行きたい。
≪セラピストとしての動き≫
初回は担当のケアマネージャーに同席して頂きアセスメント実施。連携を図り、安全面や身体機能の評価を実施した後、登山に向けリハビリ施行。
≪登山の実際≫
時間:3時間
距離:登頂クリア
仲間の声:『足が上がるようになっているね!』
『足が柔らかくなって地面にしっかりつけるようになっているよ』
≪健康チェック≫
・バイタルサイン異常なし
・翌週の筋緊張増加なし
・関節痛などはなし
・他異常徴候見られず
今週より2クール目に入り、今後の目標と課題を具体的に話し合う。
今後はさらなる向上を目指す予定です。
P.S
人生は登山と下山ではない。
人生は登山だけと考えると、年を重ねるにつれて困難や苦労が急勾配になり乗り越えるのが辛くなる。だから若いうちからしっかりとした速度で助走をつけていないといけない。
病気や脳梗塞になったからと言って、立ち止まってはいけないのだ。
滑落したくないから。
この名言は別の利用者様からの教えです。
日々勉強になります。
(※本人同意の下、内容掲載)
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