脳梗塞リハビリぬまづのブログ
2022.10.15
第13回 ぬまづ福祉まつり 参加してきました(≧▽≦)!!
こんにちは!
最近は寒くなってきており、とうとう秋冬の訪れですね(^^♪
当施設の裏側にはキンモクセイが咲きます(*^^*)
この香り、匂いで季節を感じます(*^^*)
タイトルにあるように先日10月10日(月)、ぬまづ福祉まつりにスタッフとして参加してきました!
会場はキラメッセぬまづにて行われ、出店・ブースは50以上の団体が出されていました!
来場者も多く、コロナ対策のため検温等により入口には行列ができるほどにぎわっていました(≧▽≦)
私たちは、沼津市リハビリテーション連絡協議会のスタッフとして協力させていただきました♪
内容としては、沼津市において
・リハビリを提供している病院やクリニック、介護施設の紹介
・WheeLogというアプリの使い方紹介
・車椅子などの試乗によるバリアフリー体験 など
行いました!
すでに後遺症でお困りの方などはリハビリ施設の紹介、お子様には実際に車椅子に乗って、こんなにも大変なんだよといった体験をしてもらいました(^^)
コロナの影響によって久しぶりの開催となりましたが、こんなにもにぎわうのだなと改めて歓心を得ました(*^^*)
『福祉』『バリアフリー』と聞くと大事そうには感じると思いますが、実際のところ本人や身近な人で困っている人がいないと少し遠くに感じる分野だと思います。
自転車に乗っていて、車輪が段差で噛んでしまい転びそうになる、マンホールの上は滑るなどイメージできると思いますが、車椅子も同じです!
段差やトイレ、駐車場などアプリなどを通じ情報を共有しています(;^ω^)
今一度この言葉を意識して世の中を見渡してみてください(^^♪

ぬまづ福祉祭り
2022.09.12
利用者様のリハビリ紹介!

体験風景
70代 男性
脳出血 右片麻痺
《お悩み》
① 右の股関節がうまく動いていない、きしむような感じ
② 右肩が亜脱臼しているのが気になる
③ 右の足先が上に上がらない
肩関節の亜脱臼に関してはよく悩まれている方が多いですが、
脳血管障害=肩関節亜脱臼
ではないです×
いわゆる筋肉に力が入りにくい、感覚がわかりにくいことが要因のため、後遺症で悩まれている方はほとんどスリング(三角巾)で対応します。
この方も同様に弛緩性麻痺(力が入らない)のため自分で腕を動かすことがほとんどできていませんでした。
いくつか原因はありますが、この方は肩甲骨の動きを出すことにより、腕の上がりと亜脱臼の抜けるレベルに改善が見られます。
(肩のくぼみが1横指以上あると亜脱臼です。)
また足首が上がらないということに関しては、完全に後遺症によるもののためなかなか難しいです(・_・;
しかし当施設にはIVES(電気機器)がございます!!
実際に変化はみられますが、これは時間も必要です。
オーダーメイドでリハビリをするのはなかなか難しいですが、こちらも一生懸命通ってよかったと思えるようなものを提供できたらと思いながら日々臨床に取り組んでいます(*^^*)
気になることがある方がいましたらお問い合わせください(^^♪
お待ちしております!
※ご本人様同意のもと、写真を掲載しております。
2022.09.03
利用者様の紹介!!
前回お伝えした装具を作成した方です!
当施設に最初来られた時は、車椅子を押してもらい日常生活もままならなかった状態でした。
歩くリハビリは一度もしたことがなく、装具も作成していないとのこと。
現在は写真の通り、見守りは必要ですが、階段も昇り降りできるようになっています!
正直改善率で言えば、トップレベルだと思います!
あまり胡散臭いような広告はしないよう注意しているため、「うちのリハビリで利用者様が良くなったぞ!」というような言い方はしたくないのですが、それでもこの方は皆様に共有できたらと思い挙げさせてもらいました(^^♪
利用者様も僕で良ければということでしたので、後遺症でお悩みがあり、まだ頑張りたいというかたは勇気をいただけると思います!(^^)!
またいつか報告をさせていただきます!
※本人同意のもと、写真・内容の掲載をしています。

階段が昇り降りできるようになった!
2022.08.27
医療、介護との連携は大事♪
こんにちは!
なんだか最近涼しく感じるのは気のせいですかね(。´・ω・)?
なんだかんだ言って8月も終わりですもんね( ̄― ̄)
コロナのせいなのか、仕事に追われているせいなのか1年というのは早く感じるものですね( ̄― ̄)
さて本題に入る前に、脳神経の病気を患った方で中にはご存知の方もいると思いますが、「内反尖足」という言葉は知っているでしょうか?
最近脳梗塞の自費リハビリ施設や病院クリニックなどの動画やインターネットでよく情報が公開されており、知っているよという方も多くなったように思います(^^)
内反尖足とは、先天的ないわゆる小児の内反尖足という障害もございますが、脳卒中でも起こりえます。
簡単に言うと足の裏が内側を向いている状態ですね。
いわゆる脳からの「力を抑えて」という指示が来ないが故、力みすぎて筋肉に引っ張られてしまいます。
脳卒中が根本的な原因ではございますが、歩く訓練や入院生活により助長されてしまう可能性もございます。
また内反尖足は足の裏が地面にしっかり着かないため、歩きや立ち上がり、もっと考えれば座っている姿勢にも少なからず影響します。
そこで『装具』というものを作成します。
装具もいくつも種類がございますが、基本的に後遺症のレベルに応じ金属なのか、プラスチックなのか、長いのか短いのか判断します。
現在利用されている男性の方ですが、回復期病院入院中歩行訓練をせず、車椅子生活を余儀なくされました。
病院側は色々な考えや、歩く訓練をおこなうことができなかった理由があったそうですが、年齢も若く入院生活も保険が効くギリギリまでしていました。
もう少し良くなることはできたのでは?と思いいざ契約してリハビリ実施後1カ月も経たず、『歩けました』。
さあここからが問題で、歩かせるのは正直介助などしてしまえば簡単です。
ところが介護保険をもってはいますが、一人で身の回りのことをしていくには自立しないといけません。
そこで救世主『装具』です!
装具は付けないほうがよいと言う理学療法士もいらっしゃいますし、そのような方々の講習や研修も受けてきましたが、僕は段階に応じて使えるものは使ったほうがよいという考えにいたりました。
しかし装具は勝手に作成できません。
主治医の先生の判断と装具屋さんの作成段取り、ケアマネージャーさんへの相談と介護事業所の生活スタイルで装具を付けることでのご迷惑や問題点など、当施設の独断では決められません。
契約してから早急に各関係者に相談し、結果ご理解を頂き装具を作成することになりました!
しかしそこから数カ月かかり、やっと先日届きました!
福祉用具の方と話し合いながら装具でも履ける靴を購入し、各関係者に見てもらい、脳梗塞リハビリぬまづで装具の角度の調整などを行い、やることは山積みですが着実に前に進んでいるのは実感されています!
入院期間は決まっており、国の方針で早期退院も促されています。
しかしこのような方は、時間が許されるのであればまだよくなるはずなのです。
良くなるまで出ていきたくない患者様、良くしてあげたいけど早く退院させないといけない病院と、現実問題がお互いの意思を阻害してしまいます。
これがリハビリ難民の誕生原因です。
自費リハビリと聞くと『ここでは装具とれますよ!』『装具なしで外を歩きましょう!』というイメージがあると思いますが、当施設はあくまでも本来ならまだまだ受けられるはずのリハビリを皆様に提供することです。
装具を外した歩行訓練する利用者様もいらっしゃいますが、この方のように現在の主治医や入院していた病院、担当ケアマネージャー、デイサービスなどと連携しあえて病院のようなこともします。
病院みたいなことと言うと大げさですが、我々理学療法士は施術だけが仕事ではないので!
チーム医療の1つが理学療法士です(^^♪
【後悔先に立たず】
後悔というものは未来には絶対起きませんから。
過去というものに対しての感情ですから。
これからをどうするか考えましょう!(^^)!
以上です!!!

装具完成!