脳梗塞リハビリぬまづのブログ
2020.09.25
利用者様のリハビリ内容(実例)
60代女性
脳梗塞(発症してから10年)
左片麻痺
≪お悩み≫
『現在足に装具を付け、杖をついて外を歩いているのですが、装具を外して歩きたい』
現在の状況:〇お買い物など外出時は装具を付け、杖をつき歩いている。
〇家の中では装具を外し、杖も使わず歩くことができる
〇現在もリハビリはしており、満足はしているが時間が足りない
≪見解≫ 現在病院にてリハビリをしており、装具を外し歩行訓練を実施している。
⇒医学的根拠に基づき転倒リスクなども踏まえ、歩行訓練可能と判断。
≪リハビリ内容≫ ①内反と言われる足の変形を調整
②体幹の筋力とバランス感覚を促通
③立位訓練
④歩行訓練
≪短期目標≫ 屋内での装具なし・杖なしの安定性向上、外で装具なし歩行の訓練
≪長期目標≫
外で装具なしで歩行可能(介助なし)
装具を外したいからと言って、すべての人が外せるわけではありません。
安全に歩け、転ばないようにするために装具を付けるわけです。
その安全装置をただ外すという行為はリハビリではなく、危険行為です。
しっかりと医学的根拠と周囲の医療スタッフと連携をとり、実施しています。
(※ご本人様の同意の下、内容掲載しています。)