脳梗塞リハビリぬまづのブログ

2022.08.20

利用者様の紹介!(あとちょっと小言も)

体験の男性

リハビリ風景(麻痺手で飲み物を支持する)

70代男性

脳梗塞 発症から10

 

【職業歴】

医療従事者

 

【希望】

・これ以上悪くならないようにする

・どのようなリハビリをするのか知りたい

 

体験に来ていただいた際には、この10年間で川平法のリハビリ、鍼灸、介護サービス等、様々な施術を受けてきたとおっしゃっていました。

どれもきっと良いものなのだろうというのは感じたそうですが、ご本人様には合わなかったそうです。

結局今まで受けてきた施術の中で一番良かったのは回復期での入院中のリハビリとのことでした。

 

実際のところ病院入院中が一番変化が表れやすいですし、入院中では毎日、1時間以上施術できますからそれは単純に「量」の違いもございます。

しかし、ご本人様がいう本質的なところは、「医学的知識」「考察力」「改善」といったところでした。

やはり「ヒトの体」というものをよく知っている方ですので、こちらの説明に不備がある、根拠があるというのは分かっておられるのだと感じました。

 

そこで僕自身は体験の際に、脳梗塞という病態の再度説明や、現在のお体の良いところ悪いところ、良くなるところ、良くできないところの説明を当たり前ですがしっかりと行いました。

またその点を踏まえた今後の展開や、生活スタイルの説明も同時に行い、施術での変化とその変化の意味も実感していただきました。

施術後では毎度、しっかり考えてくれているのを感じますと言っていただけます。

 

また今まで受けた施術は制度の問題もあるが、改善ではなく維持しかできないというのを痛感してしまったと半分諦めもあるそうです。

しかしここでは自分では分からない、できないことをやってくれ、改善しそうに思えると言っていただくことができました。

 

ちなみに内反尖足は2回ほど施術した後改善が見られました(^^

 

 

現在、インターネットで調べれば様々な自費リハビリやリハビリの内容や技の数々が存在し、選択するのも難しい世の中です。

結局のところ体が良くなる、満足することができれば何を選択しても良いと思いますが、当店は「最も基本」を意識しています。

見栄えの良い結果や、瞬間的な劇的な変化ではなく、少しずつでも前回より、先月より確実に変わっていくことを大事にします。

 

この方も長年苦労されていますが、これを機に、前回よりも、先月よりも、去年よりも充実してほしいと思います(*^^*)

 

 

『全然違う話』

~ふたりごと~

昨日、当店の職員村井さんから、「《論より証拠》ってなんか前から引っかかるんだよね。」と言われました。

あんまりそこまで深く考えたことなかったので最初はただのことわざとしか思っていませんでした(;^_^A

けど、改めて考えると、大分おおざっぱですよね(;’’)

ちなみに

意味:「江戸いろはかるた」より由来し、物事を明らかにするには、論じるよりも証拠を示すことが重要である。

とのことです。

この言葉の意味はわかるし、重要なのもわかります!

でも、そもそも論じることができるほどの分析力や知識や頭脳がベースにはあって、その「証拠」というものが嘘いつわりなく、確実性をもってないといけないわけで

要するに、この言葉をどんな人が、どの場面でどのようなニュアンスで使っているかで大分意味が変わるなと思いました!

 

「証拠」はひとりよがりの主観で決めてはいけませんよ!

自分がそうだと思うものではなくて、みんながそうだよねって言えるものですよ!

といった、少しひねくれた感想で締めさせていただきますm(__)m

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