リハビリ紹介

体力トレーニング

筋力計による筋力評価

立つ・歩くために必要な筋力を測定・推計します。

ハンドヘルドダイナモメーター(HHD)を使用し、膝伸展筋力を測定します。
トレーニングは、非麻痺側の膝伸展筋力体重比が0.6kgf/kg(目安)以上となるよう実施します。

当施設では、
膝伸展筋力・膝伸展筋力体重比を2ヶ月に1回測定しています。


筋力トレーニング

立つ・歩くために必要な筋力をつけます。

トレーニングは、レッグプレスを使用し、最大挙上重量の60-75%の負荷で10-20回×3-5セット(目安)、週2-3回の頻度で実施します。負荷は最大150kgまでかけることができます。

当施設では、下肢伸展筋力を2ヶ月に1回測定しています。

有酸素運動

基礎的な全身の持久力をつけます。

トレーニングは、クロスステップを使用し、年齢・安静時心拍数・目標強度から目標心拍数を設定し、主に脈拍一定モードを20分(目安)、週2-3回の頻度で実施します。

当施設では、推定最大酸素摂取量2ヶ月に1回測定しています。

歩行トレーニング

歩行補助具の選定

ヒューゴ

現状に合った歩行補助具を選定します。

代表的な歩行補助具(T字杖・多点杖・四点杖・ロフストランドクラッチ・歩行器)を揃え、症状・動作能力・生活様式に合った歩行補助具を選定します。

当施設では、歩行補助具の種類・高さ・杖の先ゴムの劣化等を定期的にチェックしています。

下肢装具の選定

評価用装具

現状に合った下肢装具を選定します。

代表的な評価用装具(ゲイトイノベーション・ゲイトソリューション・オルトップLHプラス・オルトップLH)を揃え、症状・動作能力・生活様式に合った装具を選定します。

当施設では、下肢装具の種類・角度・破損の有無を定期的にチェックしています。

トレッドミルトレーニング

トレッドミル

転倒しない環境で歩行速度・歩行耐久性を改善します。

トレーニングは、トレッドミルと免荷式リフトを使用し、免荷量を軽減し、歩行速度が増大するよう難易度を調整します。免荷量は体重の0-20%(目安)、歩行速度は3.6km/h(目安)を目標に実施します。

当施設では、Functional Independence Measure(FIM)・5m歩行スピード・Berg Balance Scale(BBS)・Timed Up & Go(TUG)を2ヶ月に1回測定しています。

上肢トレーニング

上肢評価システ【ARAT】

世界標準の上肢機能評価を採用しています。

ARAT(Action Research Arm Test)は、つかむ・握る・つまむ・粗大運動について、重度麻痺から軽度麻痺の方まで幅広く評価することができます。

当施設では、ARATの他、Fugl-Meyer Assessment(FMA)・
Stroke Impairment Assessment Set(SIAS)を2ヶ月に1回測定しています。


痙縮(けいしゅく)管理

持続伸張や振動刺激を用いて、筋肉の状態を整えます。

手指ストレッチボードによる持続伸張(最長15分)やハンディマッサージャーによる振動刺激(90-100Hzの周波数で数分)を使用し、筋肉の状態を整えた上でトレーニングを開始します。

電気刺激を併用した課題指向型トレーニング

電気刺激を併用し、指を伸ばす動き・指を開く動きを改善します。

トレーニングは、IVES(アイビス)を使用し、電気刺激の強度・感度を調整し、麻痺した筋肉の動きに合わせた電気刺激を与えます。


さらに、実生活で達成したい動作(課題)を決定し、難易度を調整しながら、動きを反復します。

周辺サービス

歩行神経筋電気刺激装置 L300Goのレンタル

フランスベッドの専門家と連携しているため、歩行神経筋電気刺激装置L300Goをレンタルすることができます。

義肢装具士による装具の評価・作製・修理

松本義肢製作所の義肢装具士と連携しているため、自費での装具の評価・作製・修理に対応することができます。

装具対応シューズの試着・購入

Vステップ

東海医療器械と連携しているため、装具対応シューズ(MOONSTAR Vステップシリーズ等)を試着・購入することができます。

施設内観

脳梗塞リハビリ ぬまづ

〒410-0312
静岡県 沼津市 原1528-1
(こすもす原 グループホーム 併置)