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 当施設はこの度、電気刺激装置『IVES』を導入致しました。

 IVES（アイビス）とは、利用される方の随意運動（筋肉の収縮）を引き金に、電気刺激を行う低周波治療器になります。

一般的な低周波治療器とは異なり、機械に動かされるのではなく、ご自身の力を増幅させるといったメリットがございます。
 つまり、自分の意思で動かす手足のアシストが主となるため、『動かされる』のではなく、『動かす』必要があります。
 これは脳神経系の賦活＝機能回復につながります。

 また弛緩性麻痺（力が入らない）の後遺症の方には、健側（麻痺していない手足）を使用し、麻痺している手足を動かすアシストモードもございます。

 治療器としては医療業界ではメジャーになりつつあり、多数の論文がございます。
 また静岡県東部の急性期、回復期病院でも使用されているなど、使用実績もございます。
しかし一般的には普及されておらず、病院以外で使用している施設はほとんどないとのことです。

 言葉で説明するよりも体験されたほうが理解しやすいと思いますので、貴重な低周波治療器、皆様一度体験されてみてはいかがでしょうか？