脳梗塞リハビリぬまづのブログ
2023.04.14
湿布について!!

利用者様が湿布貼っていたので…
皆様こんにちは!
最近暖かいを超えて暑いですね(;゚Д゚)
黄砂も16年ぶりに4月に飛来してきているみたいで春は何かと大変ですね(;^_^A
4月に入り新生活がスタートし、まだ不慣れな状況が続いていると思いますが、皆様頑張っていきましょう!
さて、そんな頑張っている方が多い日本ですが、日本国民は腰痛の有訴率が約30%です!
結構な人数の方が悩んでいますね(;^ω^)
原因としては、生活スタイルや仕事の内容、骨格の作りなどいろいろ言われていますが、人間の体のつくりとしては腰痛になりやすいのも事実です!
そこで腰痛や肩こりなどが起きたときにまず頭に思い浮かぶ対処方はと聞くと、湿布がよく出てきます!
今日はその湿布について少しお話します!
湿布の正式名称は『経皮吸収型鎮痛消炎剤』
つまり鎮痛・消炎=痛みを和らげる薬を皮膚から吸収させる薬です。
湿布に含まれる主成分はサリチル酸メチルやカプサイシンなどがあり、痛みを抑える成分になります。
様々な研究があり、効果があるか否かは結論わかりませんが、冷却作用で患部を冷やすというイメージよりも、薬剤が浸透し血液中に成分が溶け込んで作用するというイメージの方が良いかもしれません。
また冷感湿布は冷却効果はありますが、深部にあまり効果が波及しないため、ケガなどの炎症の際はさほど効果はないとされています。
温感湿布に関しても、表面温度は上がりますが、深部温は上がらないため温かく感じるという程度です。
アイシングをしっかり行ったり、湯船につかるほうが深部まで効果があります。
湿布のメリットとしては、血中に含まれる薬剤の濃度が飲み薬より少ないことや貼っていない他の部位に作用しないことから副作用のリスクが少ないということです。
湿布を否定するわけではないですが、あくまでも一時的な逃避にすぎないため、痛みがある方は運動を心がけましょう(*^^*)
腰痛・肩こり・筋肉痛にも種類がありますから、なにすれば良いかわからなければ整形外科に受診するか当施設にご相談ください!(^^)!